以前書いたブログへのつづきシリーズ (ちょっと安直に…):
「2つの白書 〜 情報サービス産業白書(JISA)、IT人材白書(IPA)」https://nmizos.blogspot.com/2019/09/whitepaper-ipa-and-jisa.html
でもね,これからもっと盛り上げていきたいテーマについての議論をする際には,OSSに限らず,必ず人材問題が主要な観点として出てくる。だから,人材不足はどんな場合にも登場する普遍的なテーマなのだよ。…と,達観したことを書いて締めくくってもいいんだが…
人材問題が普遍的なテーマなのはそのとおりだが,OSSの観点からの特徴的な点は無いのだろうか。まず,OSS観点に偏らずに,2つの白書についてコメントしてみたのが,以前のコメント。
2つの白書からわかるように,IT企業で挑戦をさせてもらう機会の乏しさは間違いないだろうと思う。実際,OSSに積極的なのはIT企業(ITの提供側)よりも,ユーザ企業の方だったりする。そして,OSSに強い人材が,どんどんユーザ系に元気いっぱいで転職していくのも現実に起こっていることだ。
だから,OSS人材を増やしたい/獲得したいのならば,挑戦できる環境を作れるかどうかに掛かっているように思う。そのためには,場合によっては事業構造から考え直さないといけなくなる重いテーマなのだが。
「2つの白書 〜 情報サービス産業白書(JISA)、IT人材白書(IPA)」https://nmizos.blogspot.com/2019/09/whitepaper-ipa-and-jisa.html
■はじめに
OSS推進の活動をしていてよく話題に上るのが人材問題。普及や活用の阻害要因として「人材がいない/足りない」という意見が必ず出てくる。OBCIがセミナーの度に実施しているアンケートでも定番の回答だ。でもね,これからもっと盛り上げていきたいテーマについての議論をする際には,OSSに限らず,必ず人材問題が主要な観点として出てくる。だから,人材不足はどんな場合にも登場する普遍的なテーマなのだよ。…と,達観したことを書いて締めくくってもいいんだが…
人材問題が普遍的なテーマなのはそのとおりだが,OSSの観点からの特徴的な点は無いのだろうか。まず,OSS観点に偏らずに,2つの白書についてコメントしてみたのが,以前のコメント。
■OSS観点から
今の国内での企業ITの現状は,OSSに取り組む(利用する/開発する/啓蒙する)のは,多少なりともチャレンジする面がある。利用するだけにしても,既定路線をくつがえすとか,「誰がサポートすんねん」嫌疑にあがなうとかの,プチチャレンジ(ちょっとした頑張り)が必要になる。まぁ,ここではそういったプチチャレンジを話題にしようと思っているわけでは無いのだけれど。2つの白書からわかるように,IT企業で挑戦をさせてもらう機会の乏しさは間違いないだろうと思う。実際,OSSに積極的なのはIT企業(ITの提供側)よりも,ユーザ企業の方だったりする。そして,OSSに強い人材が,どんどんユーザ系に元気いっぱいで転職していくのも現実に起こっていることだ。
だから,OSS人材を増やしたい/獲得したいのならば,挑戦できる環境を作れるかどうかに掛かっているように思う。そのためには,場合によっては事業構造から考え直さないといけなくなる重いテーマなのだが。
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