日経NETWORK,2020年1月号の特集記事から。
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/mag/nnw/18/NNW_backnumber/202001/
PoE (Power over Ethernet) の特集が良。PoEについては,一般の書籍がカバーしてくれていないので助かる。かなり詳細な点についても記述してくれていて,これは私にとっての“保存版”だな。詳細まで書かないと尺が足りなかったからかもしれないと邪推している。
以前にPoEについては調べたことがあって,その際には,オリジナルのPoEである IEEE 802.3af と,簡単に書くと電力アップした IEEE 802.3at (PoE+ または PoE Plus)の2種類だったが,2018年にさらに新しい IEEE 802.3bt (PoE++)が登場していたらしい。これは最大90Wの電力を供給可能とのことだが,LAN用の撚り対線で本当に大丈夫なのか?まぁ,大丈夫なようにいろいろと考慮がされているんだろうけれど。
IEEE 802.3bt-2018の規格文書を入手して,気がついたことがある。
IEEE 802.3af/atまでは,規格文書の中には「Power over Ehternet」という呼称が登場しなかった。面倒なことに「Power via MDI (Medium Dependent Interface)」と書かれていた。たしかにこの呼称の方が正確なのかもしれないが,それほどまでに「Ethernet」を規格に持ち込みたくなかったのだろうかと思ったものだ。
ところが,IEEE 802.3btで,ついにIEEEが折れた。規格文書のタイトルからして「Amendment 2: Physical Layer and Management Parameters for Power over Ethernet over 4 pairs」と,「Power over Ethernet」の呼称が公認となった。IEEE 802.3本体が20数年の時を経て「IEEE Standard for Ethernet」という名称になったことも背景にあるのだろう。とにかく,よかったよかった。
さて,次はゼヒ「WoL (Wake on LAN)」を期待。これも一般書籍がカバーできていないテーマのひとつ。
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/mag/nnw/18/NNW_backnumber/202001/
PoE (Power over Ethernet) の特集が良。PoEについては,一般の書籍がカバーしてくれていないので助かる。かなり詳細な点についても記述してくれていて,これは私にとっての“保存版”だな。詳細まで書かないと尺が足りなかったからかもしれないと邪推している。
以前にPoEについては調べたことがあって,その際には,オリジナルのPoEである IEEE 802.3af と,簡単に書くと電力アップした IEEE 802.3at (PoE+ または PoE Plus)の2種類だったが,2018年にさらに新しい IEEE 802.3bt (PoE++)が登場していたらしい。これは最大90Wの電力を供給可能とのことだが,LAN用の撚り対線で本当に大丈夫なのか?まぁ,大丈夫なようにいろいろと考慮がされているんだろうけれど。
IEEE 802.3bt-2018の規格文書を入手して,気がついたことがある。
IEEE 802.3af/atまでは,規格文書の中には「Power over Ehternet」という呼称が登場しなかった。面倒なことに「Power via MDI (Medium Dependent Interface)」と書かれていた。たしかにこの呼称の方が正確なのかもしれないが,それほどまでに「Ethernet」を規格に持ち込みたくなかったのだろうかと思ったものだ。
ところが,IEEE 802.3btで,ついにIEEEが折れた。規格文書のタイトルからして「Amendment 2: Physical Layer and Management Parameters for Power over Ethernet over 4 pairs」と,「Power over Ethernet」の呼称が公認となった。IEEE 802.3本体が20数年の時を経て「IEEE Standard for Ethernet」という名称になったことも背景にあるのだろう。とにかく,よかったよかった。
さて,次はゼヒ「WoL (Wake on LAN)」を期待。これも一般書籍がカバーできていないテーマのひとつ。
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