ガートナーが発行するレポートは勤務先で読むことができるけれど,利用についてはかなり厳しい制約が掛かっているので,気安く「こういうことが書かれていたよ」なんて引用したりすることはできない。ただ,たまに内容が公開されるものがあって,今回のはその一例。
英語タイトル: 「Magic Quadrant for Operational Database Management Systems」 https://www.gartner.com/doc/reprints?id=1-1V6RXOTB&ct=191015&st=sb
日本語タイトル: 「オペレーショナル・データベース管理システムのマジック・ クアドラント」
「オペレーショナルデータベース」というのは,たぶん,ガートナーの造語じゃないかと思うが,ざっくり書くと「業務系アプリケーションに使われるRDBMSと非RDBMSの両方」らしい。SI屋に縁があるものはだいたいこのカテゴリだろうから,ここんところはあまり深追いしないでおく。
内容的には,おおむね予想通り。
・純OSSは,ガートナーが見ているマーケットシェアにはほとんど入ってこないが,まぁしょうがないよね。
・OSS『由来』の商用サポート製品は,DBMS市場全体との比較では高成長。だが,クラウドプロバイダほどには高くなく,クラウドプロバイダ提供のOSS由来のサービスに脅かされている。
・Oracle,IBMなどの独自製品は,DBMS市場全体の伸びを下回っている (シェアを落としている)。
このレポートに載ったのは次の12社。MongoDBが今回から外れたらしい。製品単位じゃなくて企業単位での評価となっている。
- Alibaba Cloud
- Amazon Web Services
- DataStax
- EnterpriseDB
- Google
- IBM
- InterSystems
- MarkLogic
- Microsoft
- Neo4j
- Oracle
- SAP
英語タイトル: 「Magic Quadrant for Operational Database Management Systems」 https://www.gartner.com/doc/reprints?id=1-1V6RXOTB&ct=191015&st=sb
日本語タイトル: 「オペレーショナル・データベース管理システムのマジック・ クアドラント」
「オペレーショナルデータベース」というのは,たぶん,ガートナーの造語じゃないかと思うが,ざっくり書くと「業務系アプリケーションに使われるRDBMSと非RDBMSの両方」らしい。SI屋に縁があるものはだいたいこのカテゴリだろうから,ここんところはあまり深追いしないでおく。
内容的には,おおむね予想通り。
・純OSSは,ガートナーが見ているマーケットシェアにはほとんど入ってこないが,まぁしょうがないよね。
・OSS『由来』の商用サポート製品は,DBMS市場全体との比較では高成長。だが,クラウドプロバイダほどには高くなく,クラウドプロバイダ提供のOSS由来のサービスに脅かされている。
・Oracle,IBMなどの独自製品は,DBMS市場全体の伸びを下回っている (シェアを落としている)。
このレポートに載ったのは次の12社。MongoDBが今回から外れたらしい。製品単位じゃなくて企業単位での評価となっている。
- Alibaba Cloud
- Amazon Web Services
- DataStax
- EnterpriseDB
- IBM
- InterSystems
- MarkLogic
- Microsoft
- Neo4j
- Oracle
- SAP
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