https://twitter.com/InternetWeek_jp/status/1198857910438121474?s=20
【私的な概要】
・例年,InternetWeekと併せて開催されるシンポジウム。
・World IPv6 Day / World IPv6 Launch とかが開催された2011〜2012年ころはIPv6関連の情報を得る機会は多かったが,昨今はそういう機会がめっきり減っている。InternetWeek本体のIPv6セッションとこのシンポジウムは,アップデート情報を得る貴重な場になっている。
【私的な総論】
・ただ,今年はとくに“明るい話題”が少ない年。
・足まわりとしてのNWのIPv6対応が一段落したが,普及は足踏み状態。
いくつか,“拾い物”だった話もあった。
・IETFでは規格の改定の議論が進行中。RFC 8200で固ったというわけではなさそう。取り上げられてたのは,拡張ヘッダの制約とSRv6の関係。ただ,もっと他にもあるんだろうか。JPNICがマメにレポートしてくれているIETFニュースを注視しておいた方がよいかもしれない。
・APNIC発表の,各国のIPv6普及状況と,時系列データからわかる“事件”の影響(〇〇〇製機器の証明書問題の際にIPv6トラフィックが目に見えて減った国がいくつかあった)。
・IPv6普及・推進高度化協議会がIPv6の認定試験を検討中らしいが,本当か?
イベント的な観点からおもしろいのは,やはりパネルディスカッション。
・でも,大胆過ぎてもいいから前向きな話はあまり聞かれず,どうも愚痴に近い課題認識が多かったように感じる。いくつか発言を恣意的に切り取ってみる。
・通信事業者はIPv6普及を啓蒙する場があるし監督官庁(総務省)も推進しているが,データセンター事業者は「監督官庁ってどこよ?」な世界{→旗振り役がいない}。
・需要を取りこぼしているのに需要がないと言われてもなあ…。
・いわゆるエンタープライズ系のIPv6対応はまったく進んでいないし,しょうがない感もあるけれど,「結構あいつら攻撃性がある」ので,エンタープライズ系にIPv6を推進する気にさせることを考えた方がいい。
・優秀なエンジニアを古い技術領域に縛り付けているようなら,そんな企業や日本は危ない。
【公開資料】
12月4日現在未公開
http://www.jp.ipv6forum.com/
イベント的な観点からおもしろいのは,やはりパネルディスカッション。
・でも,大胆過ぎてもいいから前向きな話はあまり聞かれず,どうも愚痴に近い課題認識が多かったように感じる。いくつか発言を恣意的に切り取ってみる。
・通信事業者はIPv6普及を啓蒙する場があるし監督官庁(総務省)も推進しているが,データセンター事業者は「監督官庁ってどこよ?」な世界{→旗振り役がいない}。
・需要を取りこぼしているのに需要がないと言われてもなあ…。
・いわゆるエンタープライズ系のIPv6対応はまったく進んでいないし,しょうがない感もあるけれど,「結構あいつら攻撃性がある」ので,エンタープライズ系にIPv6を推進する気にさせることを考えた方がいい。
・優秀なエンジニアを古い技術領域に縛り付けているようなら,そんな企業や日本は危ない。
【公開資料】
12月4日現在未公開
http://www.jp.ipv6forum.com/
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