今回も、順番に記しているInterop Conferenceの続き(前回)。
Interopの中では珍しく「オープンソース」が頻出するテーマが,このホワイトボックススイッチ(以下“WB”)だろう。LinuxがOS無しサーバ(同じ言葉づかいをすれば“ホワイトボックスサーバ”)の市場を作ったのと同じ構造が,ネットワークスイッチに当てはまっている。数年前からネットワークの世界で関心を集めていたWBだが,MicrosoftがSONiCというWB用のソフト(OS)が登場してから,さらに勢いづいたらしい。Microsoftは明らかにネットワーク技術技術でもOSSでも,お世辞にも先進企業では無かったけれど,イニシャティブを取れそうないい分野を見つけたんじゃないかと思う。
◆[YD-08] ホワイトボックスの展開: ルータ・スイッチ・5G
https://interop.jp/conf/YD-08.phpInteropの中では珍しく「オープンソース」が頻出するテーマが,このホワイトボックススイッチ(以下“WB”)だろう。LinuxがOS無しサーバ(同じ言葉づかいをすれば“ホワイトボックスサーバ”)の市場を作ったのと同じ構造が,ネットワークスイッチに当てはまっている。数年前からネットワークの世界で関心を集めていたWBだが,MicrosoftがSONiCというWB用のソフト(OS)が登場してから,さらに勢いづいたらしい。Microsoftは明らかにネットワーク技術技術でもOSSでも,お世辞にも先進企業では無かったけれど,イニシャティブを取れそうないい分野を見つけたんじゃないかと思う。
OSSを土台にして新機能を追加開発すると,追加部分もOSSにしようという動きにつながる。KDDIがWBで開発したソフトは「ThalarctOS」という名称でOSSにしようとしているらしい。残念ながらインターネットで検索したけれど見つからなかった(2019年6月現在)。
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