( https://japan.cnet.com/article/35126518/ より )
一般消費者に向けた無線LAN機器の商品説明にIEEEの規格番号が登場するのは,IEEEのせいではなくて,売ろうとしているメーカまたは販売店の責任だ。しかも,規格のamendment (補遺というのか修正条項というのか) [※]の記号の違いで区別しようとしているんだから,わかりにくくて当たり前。
とはいえ,わかりにくいのは事実だから,「Wi-Fi 5」等のようにシンプルにするのは賛成。ただし,個人的見解だが,Wi-Fiの認証プログラムとは独立させて,「Wi-Fi」の名称の利用をオープンにして欲しい。そう,ちょうど「オープンソース」の言葉の様に。
そうでないと,「IEEE 802.11acに準拠した製品だけど,『Wi-Fi 6』と呼んでいいのはWi-Fiアライアンスに金を払った場合だけ」というのでは,今回の発表が単なる我田引水の陰謀だということになる。
かつて,有線LANの世界では「IEEE 802.3とEthernetは別物だ」と言われていたが,今は,IEEE 802.3の英語名称が「Standard for Ethernet」となった。
無線LANも同じ様になって欲しい。今は「IEEE 802.11とWi-Fiはイコールではない」が,IEEE 802.11 = 「Standard for Wi-Fi」や,無線LAN=Wi−Fiと呼べるようになって欲しい。でも,まぁ,説明や会話をする際には事実上は既にそうなっているけどね。書籍のタイトルでもWi-Fi=無線LANとして使っているし,国内で「Wi-Fiなんとか」の名称が,Wi-Fi Allianceとは無関係に商標登録されていたりする (「Wi-Fi」や,いくつかの「Wi-Fiなんとか」は,Wi-Fi Allianceの登録商標になっている)。
[※] IEEE規格のamendmentの話は,あらためてどこかで。
一般消費者に向けた無線LAN機器の商品説明にIEEEの規格番号が登場するのは,IEEEのせいではなくて,売ろうとしているメーカまたは販売店の責任だ。しかも,規格のamendment (補遺というのか修正条項というのか) [※]の記号の違いで区別しようとしているんだから,わかりにくくて当たり前。
とはいえ,わかりにくいのは事実だから,「Wi-Fi 5」等のようにシンプルにするのは賛成。ただし,個人的見解だが,Wi-Fiの認証プログラムとは独立させて,「Wi-Fi」の名称の利用をオープンにして欲しい。そう,ちょうど「オープンソース」の言葉の様に。
そうでないと,「IEEE 802.11acに準拠した製品だけど,『Wi-Fi 6』と呼んでいいのはWi-Fiアライアンスに金を払った場合だけ」というのでは,今回の発表が単なる我田引水の陰謀だということになる。
かつて,有線LANの世界では「IEEE 802.3とEthernetは別物だ」と言われていたが,今は,IEEE 802.3の英語名称が「Standard for Ethernet」となった。
無線LANも同じ様になって欲しい。今は「IEEE 802.11とWi-Fiはイコールではない」が,IEEE 802.11 = 「Standard for Wi-Fi」や,無線LAN=Wi−Fiと呼べるようになって欲しい。でも,まぁ,説明や会話をする際には事実上は既にそうなっているけどね。書籍のタイトルでもWi-Fi=無線LANとして使っているし,国内で「Wi-Fiなんとか」の名称が,Wi-Fi Allianceとは無関係に商標登録されていたりする (「Wi-Fi」や,いくつかの「Wi-Fiなんとか」は,Wi-Fi Allianceの登録商標になっている)。
[※] IEEE規格のamendmentの話は,あらためてどこかで。
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