db tech showcase (株式会社インサイトテクノロジー主催)に1日だけ参加してきたよという話。
https://www.db-tech-showcase.com/dbts/tokyo
数年前から毎年開催されているデータベース技術に特化した,カンファレンス型イベント。インサイトテクノロジーの事業との関連性だろうと勝手に想像しているが,かつてはOracleデータベースが中心だった様な印象を持っていた(あくまで印象だけ)。けれど,徐々に「OSSのDBMSの枠が増えてきたみたい」とは感じていた。今年は驚くことにOSS系の比率がものすごく多くなった様に感じる。ざくっと「半分くらいOSSじゃないか?」(←かなり乱暴な感想)と思うほど。しかも,NoSQLなどRDBMS系以外の比率も高い。
PGECons[ https://www.pgecons.org/ ]の参加も,いまや定番枠と言っていいかもしれない。今年はWG3:課題検討WGから「PostgreSQLのレプリケーション」が発表されていた。
━━━ 個別セッション ━━━
[資料配付=有 …と記されているが,まだ出てこない]
Microsoftのイベントではない。
インメモリDBは昔から存在はしていたが,結構キワモノっぽかったり,そうでなければ他のDBMSのフロントに置いてキャッシュとしての使い方が一般的だった(←合ってるかな?)。IgniteはインメモリDBながら“プライマリの”DBとして使うことを目指したもので,かつ,分散化もできる。これを指して「In Memory DataGrid (IMDG)」と呼ぶそうな。また,SQLの表現力も欲しい,とか,分散コンピューティングにも対応(←詳しくは不明)など,かなり欲張ったツールになってる印象。
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常盤木 龍治 (ときわぎ りゅうじ), 株式会社EBILAB / 有限会社ゑびや - 最高戦略担当
[資料配付=無]
DBの話でも,技術の話でもない,今回のdb tech showcase最大の変わり種。ゑびや(えびや)は伊勢神宮近くの食堂&お土産屋,EBILABはゑびやのIT担当会社(子会社かどうか不明)。「地方の1食堂だってITを使って経営を劇的に改善することが可能だぞ」というのがメッセージだろう。
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[資料配付=有]
GridDBはNoSQLなので,高いスケーラビリティは当然として,普通はNoSQLがニガテなデータ一貫性を保てる(要はトランザクション処理ができる)。疑うわけではないが,それが額面どおりなら,もっと注目されてもいいはずなのに。
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[資料配付=有]
OSSコンソーシアムのデータベース部会主催セミナーでも登壇してもらった渡部徹太郎さんの定番ネタ。ホンマによく調べてる。ところで,上の講演概要の中のOracleのスペル間違いはわざとかな。
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[資料配付=無]…なんで?
TISメンバも参画しているPGECons/WG3の成果発表。(諸事情あって内職してたので,話をあまり聞いてなかった)。ところで,コンソーシアム活動成果の発表なのに資料公開無しになっているのは,コンソーシアム(PGECons)での成果物公開ぺージにアクセスしてもらいたいと考えたからかな?
( https://pgecons-sec-tech.github.io/tech-report/ → 2017年度WG3活動報告書 レプリケーション調査編 )
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https://www.db-tech-showcase.com/dbts/tokyo
数年前から毎年開催されているデータベース技術に特化した,カンファレンス型イベント。インサイトテクノロジーの事業との関連性だろうと勝手に想像しているが,かつてはOracleデータベースが中心だった様な印象を持っていた(あくまで印象だけ)。けれど,徐々に「OSSのDBMSの枠が増えてきたみたい」とは感じていた。今年は驚くことにOSS系の比率がものすごく多くなった様に感じる。ざくっと「半分くらいOSSじゃないか?」(←かなり乱暴な感想)と思うほど。しかも,NoSQLなどRDBMS系以外の比率も高い。
PGECons[ https://www.pgecons.org/ ]の参加も,いまや定番枠と言っていいかもしれない。今年はWG3:課題検討WGから「PostgreSQLのレプリケーション」が発表されていた。
━━━ 個別セッション ━━━
■D33: Apache Ignite: インメモリーデータグリッドからメモリー中心分散データベースへ
Roman Shtykh (シュティフ ロマン), ヤフー株式会社 - データ&サイエンスソリューション統括本部[資料配付=有 …と記されているが,まだ出てこない]
本セッションでは,Apache Igniteを紹介し,インメモリーデターグリッドからメモリー中心データベースへの発展について説明します。このセッションによって,Apache Igniteのメモリーを中心としたアーキテクチャの特徴や,高速なデータ保管・処理の強みについて知る事ができます。【コメント】
Microsoftのイベントではない。
インメモリDBは昔から存在はしていたが,結構キワモノっぽかったり,そうでなければ他のDBMSのフロントに置いてキャッシュとしての使い方が一般的だった(←合ってるかな?)。IgniteはインメモリDBながら“プライマリの”DBとして使うことを目指したもので,かつ,分散化もできる。これを指して「In Memory DataGrid (IMDG)」と呼ぶそうな。また,SQLの表現力も欲しい,とか,分散コンピューティングにも対応(←詳しくは不明)など,かなり欲張ったツールになってる印象。
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■E34: 地方の飲食/小売業をテクノロジーでデザインする。 ~老舗ベンチャーが考えたBIツール機械学習と画像解析,IOTの使い方〜
小田島 春樹 (おだじま はるき), 株式会社EBILAB / 有限会社ゑびや - 代表取締役社長常盤木 龍治 (ときわぎ りゅうじ), 株式会社EBILAB / 有限会社ゑびや - 最高戦略担当
[資料配付=無]
エンドユーザー発,現場が本当に必要としてた課題解決を様々なテクノロジーの力で用いて,売上&利益を大幅に向上させ,ヒット商品開発にも活用する明治創業100年以上続く伊勢の老舗食堂のおはなし。【コメント】
DBの話でも,技術の話でもない,今回のdb tech showcase最大の変わり種。ゑびや(えびや)は伊勢神宮近くの食堂&お土産屋,EBILABはゑびやのIT担当会社(子会社かどうか不明)。「地方の1食堂だってITを使って経営を劇的に改善することが可能だぞ」というのがメッセージだろう。
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■C35: もうSQLとNoSQLを選ぶ必要はない!? ~ 両者を備えたスケールアウトデータベース GridDB ~
服部 雅一, 東芝デジタルソリューションズ株式会社 - ソフトウェア&AIテクノロジーセンター 技監[資料配付=有]
GridDB は高いスケーラビリティ,高い信頼性,データ一貫性を兼ね備えたNoSQLデータベースですが,NoSQLのデータモデルをテーブルにマッピングすることで,NoSQLの高速性とSQLの利便性をシームレスに利用することができます。単なるSQL機能を実現しただけではありません。分散並列処理技術を駆使したことで,従来のRDBでは扱えなかった巨大データを短時間で処理することができます。本講演ではアーキテクチャも含めて,その内容をご紹介したいと思います。【コメント】
GridDBはNoSQLなので,高いスケーラビリティは当然として,普通はNoSQLがニガテなデータ一貫性を保てる(要はトランザクション処理ができる)。疑うわけではないが,それが額面どおりなら,もっと注目されてもいいはずなのに。
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■C36: ビッグデータ処理データベースの全体像と使い分け 2018年Version
渡部 徹太郎, 株式会社リクルートテクノロジーズ - データテクノロジーラボ部[資料配付=有]
ユーザ企業のアーキテクトが中立な立場でビッグデータ処理技術を評価する。商用製品,OSS,クラウドにわたり様々な技術を整理すると共に使い分けを説明する。主なトピック:Google BigQuery, Spanner, AWS Redshift, Athena, EMR, Hadoop, Snowflake, TresureData, Oralce Exadata, Cassandra, MongoDB【コメント】
OSSコンソーシアムのデータベース部会主催セミナーでも登壇してもらった渡部徹太郎さんの定番ネタ。ホンマによく調べてる。ところで,上の講演概要の中のOracleのスペル間違いはわざとかな。
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■A37: 明日から使えるPostgreSQLレプリケーション
家島 拓也, PostgreSQLエンタープライズ・コンソーシアム(株式会社アシスト所属) - 技術部会 WG3 代表[資料配付=無]…なんで?
PostgreSQL標準の高可用性機能である「ストリーミングレプリケーション」の紹介です。仕組み,構築手順,運用と監視など,未経験者でも理解できる内容となっています。【コメント】
TISメンバも参画しているPGECons/WG3の成果発表。(諸事情あって内職してたので,話をあまり聞いてなかった)。ところで,コンソーシアム活動成果の発表なのに資料公開無しになっているのは,コンソーシアム(PGECons)での成果物公開ぺージにアクセスしてもらいたいと考えたからかな?
( https://pgecons-sec-tech.github.io/tech-report/ → 2017年度WG3活動報告書 レプリケーション調査編 )
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